「最も影響力のある」ITC法廷弁護士トップ10に選出されたリサ・カターンは「完全勝利」で知られる有能弁護士。
『Business Today, IAM Global 2023』
クライアントが自社の将来を見据えて戦闘に挑む際、必ずと言って良いほどリサ・カターンを拠り所とする。国際レベルの競合者を出し抜いて市場シェアを保護しながらサプライチェーンを守るためには、現状を超えて展開できる戦略が必須となることをリサは把握している。ITCのみならず、地方裁判所、若しくは税関検査事件での決定的な勝利を通じて、又は事業分野の転換や製品設計の調整を通じてこそ、クライアントに最高のサービスを提供できる場合もある。『IAM 1000』がリサを「ITC調査におけるBaker Bottsの秘密兵器」とする理由は、最も効果的な勝利の道に狙いを定めて撃つことができるリサの能力であり、それ故に、クライアントは「複雑な事件になると躊躇することなくリサさんを頼りにする」(2023年)のである。
米国有数のITC法廷弁護士としての地位を築いているリサは、敵に容赦を示さず、狼狽することがない弁護士として名が通っている。Baker Botts入社前は、ITCの上級調査弁護士として5年間従事し、その間、判事の視点からみた貴重な洞察を習得した。どのような弁論が共感を呼ぶのかを把握しているが故に、司法上の信憑性を構築しながら敵を解きほぐすことに鋭く焦点を合わせた戦略を築き上げることができるのである。法廷においても交渉においても「空気を読み取る」能力に優れているため、争議などにおいて素早く問題の核心に迫り、クライアントにとって有利な方向へと解決に導くことができる。
Baker BottsのITC訴訟における通算勝利件数をみても、リサの入社以降に比類ない功績を収めており、リサの著しい貢献が伺われる。この実績は、地方裁判所と税関、上訴裁判所、特許審判・控訴委員会(PTAB)、および外国法域にわたる複雑な多元的紛争解決の一環として得られた勝利を反映している。更に、ITC勤務中は数十億ドル規模の認知度が高い特許侵害調査において米国政府側裁判主任弁護士を務めた。25年間のキャリアを通じて、通信、化学、医薬、医療機器、民生品の特許その他の知的財産訴訟に携わってきた。
Baker Botts国際貿易委員会実務グループの議長及びワシントンD.C. IPグループの議長を務める。『Chambers Global and Chambers USA』 (2018年~2023年)、『IAM 1000』(2018年~2023年)、『Legal 500 U.S.』(2019年~2023年)により「Leading Lawyer」として選出されている。特許訴訟の傾向やベストプラクティスについて頻繁に講演を行うなど、目覚しい活躍を続けている。